2011年8月29日月曜日

お盆の棚経にて

お盆の棚経にて、



この蓮が、ちょうど花を咲かせたと
檀家さんがうれしくて私に見せようと
つんできてくれました。

造花でもこのようなボテッ!とした蓮の華は表現できないくらいです。



ご本人は、奈良・薬師寺の管長さまからいただいたものだと
おっしゃっていました。



 盂蘭盆会の蓮の華をいただいた檀家様
本当にありがとうございました。

本堂にお供えさせてもらいました。

南無阿弥陀仏

ネイチャーファミリーかせ山 のんびり終了しました。

8/28 晴れ

参加者:7名でしたが、のんびりと山を楽しみました!

夏休み最後の日曜日、かせ山では、夏と秋の虫や風を感じて
とてもゆったりと思い思いの活動をしました。

11時前、現地に到着
少し休憩の後、山での昆虫をみつけに!


おやおや何がいるかな?
いたいた!

5cm級のオオクワガタ♂と、3cm級のオオクワガタ♂
4cm級のカブトムシ♀をゲット!!


12時:お弁当を食べました。
そのままお昼寝タイム・・・・・zzzzz・・・・・zzzz・zz・・zz!

お昼寝したり、カマキリを見つけたり・・・・


14時:目が覚めて、鹿背山城跡へレッゴー!


こんな鹿背山城跡の碑もあります。
振り返ると木津川と木津町や精華町を眺めることができます。


すこしモヤがかかっていますが、これが晴れたらもっとキレイです。

二の丸にヤマブドウもどきが小さいのに実をつけていました。





お昼寝中に見つけたカマキリにエサをあげると!

なんと惨い!





生きている虫をそのままカマキリの入った虫かごに・・・・

カマキリはむしゃむしゃ食っています。



15時半:まだまだ遊び足りないけれど
今日はここまで。また遊びに来てください。



今回参加者は少なかったですが、


夏から秋へ移り変わる季節を肌で感じ、


とても有意義な時間をすごしました。


次回は、10月~11月秋のかせ山探索を考えています。

2011年8月28日日曜日

ネイチャーファミリーかせ山大木明日開催します。

8/28のネイチャーファミリーかせ山
天候も大丈夫そうです。

ただゲリラ豪雨は勘弁です。

みなさんのお越しをお待ちしています。

2011年8月20日土曜日

立派な蓮の華

8月19日 お寺では盂蘭盆大施餓鬼会をお勤めいたします。

そのお参りに檀家さんより、立派な蓮の華をいただきました。
あまりにも立派なので、みなさんにも見ていただこうとアップします。


法然上人のお歌に
『露の身は ここかしこにて消えぬとも 心は同じ華の台ぞ』



法然上人が75歳のとき、
僧侶の資格を剥奪され讃岐に流罪される際、

九条兼実がどうしても行かないで欲しいという歌を贈られ、
それに法然上人が返歌を贈ったのが


『露の身は 
  ここかしこにて消えぬとも
         心は同じ華の台(うてな)ぞ』

訳すと、「朝露のように儚い(はかない)我々の身は、
あちらこちらで消えてしまいますが、
心は同じく極楽浄土の蓮華の台でお会いしたいと思います」


蓮が仏教と結びついたのは、お釈迦様が誕生の際、
蓮の華が開いてその瞬間の到来を告げた事が起源だそうです。

蓮は泥の中でも美しい華を開かせる、清らかに生きる人間のあるべき
姿にたとえられました。
これ以来、蓮は仏教を象徴する大切な華となっています。

法然上人も蓮の華を特別なものと考えています。
この世で離れ離れなったもの同士が、極楽浄土に往生して
蓮の華の上で再開できることを歌われたことでしょう。



写真はイマイチですが、いかがですか
なんともいえない心を豊かにさせてくれます。

2011年8月11日木曜日

【参加者募集】鹿背山で遊ぶ!~鹿背山城址・晩夏編~

ネイチャーファミリーかせ山8月プログラム
「鹿背山で遊ぶ!~鹿背山城址・晩夏編~」


今年度初めてのネイチャーファミリーかせ山では、
鹿背山城址の散策や、山の間伐や竹を切ったものを使って、
クラフト(工作)にチャレンジ自然の恵み(ドングリ落葉etc)も
いっぱいあると思います工夫次第で素敵な作品が出来上がるかも?!
たくさんのご家族のご参加をお待ちしています。



と き:2011年 8月28日()11時~16時
   ※雨天の場合は中止
実施/中止は前日27日(土)の20時に決定いたします。
判断がつきにくい、もしくは当日の天候があやしい場合は、
20時以降に田辺携帯080-5707-6100までお問い合わせください。


ところ:木津川市鹿背山 西念寺
   京都府木津川市鹿背山鹿曲田65




集合 10時 JR奈良線 木津駅

※京都発9:19のみやこ路快速(奈良行き)の木津到着にあわせていますが、
今回はバス乗車せずに木津駅から西念寺まで歩く予定です(30分程度)。
※現地および木津駅周辺には駐車場がありませんので、お車でおこしはご遠慮ください。

解散 16時40分 JR奈良線 木津駅

※帰りはバス利用の予定です。解散時間もバスの到着時間にあわせています。

近鉄利用の方は、山田川・高の原までご乗車ください。



持ち物 おべんとう、水とう(おちゃ)、おやつ、雨具(カッパ)、軍手、タオル、帽子、
       ビニールシート、ハンカチ・ティッシュなど 動きやすく、多少汚れてもよい服装と
       履き慣れた運動靴でおこしください(汗をかきますので着替えのシャツなどをご用意ください)。

※バス代(片道 大人200円 小学生100円 幼児:大人か小児が同伴の場合、
 1人目は無料、2人目からはそれぞれ小児運賃)は各ご家族でご負担ください。

保険代+里山保全費 一人 300円 ※つり銭の無いよう当日お持ちください。




☆お申込み方法
 参加される場合は、e-mail、FAXで
        8月25日(木)までにご連絡をお願いいたします。参加申込書をお送りします。


【連絡先】 ネイチャーファミリーかせ山 事務局(西念寺気付)


お問い合せ 田辺FAX: 0774-72-0175  E-mail:bowwzoo@gmail.com
当日連絡先 田辺携帯:080-5707-6100  E-mail:citta-citta@ezweb.ne.jp

ご不明な点がございましたら、ご遠慮なくe-mailでお問い合わせください。


2011年8月8日月曜日

8月の予定


この予定は、例年に順じております。
ご都合が合わない方はご相談ください。


8月7日(日)
■墓まいり 大墓 5:00~11:30
寺墓 15:00~16:00

■お盆棚経の予定
8月12日(金)
午前:Aルート…京田辺、精華、吐師
Bルート…奈良市内、州見台、梅見台
午後:生駒市、堺市、茨木市

8月13日(土)
午前:木津町、山城町、新棚のお家
午後:鹿背山の一部

8月14日(日)
終日:鹿背山地域

8月15日(月)
城陽市、宇治市、京都市内、島本町

※8月15日(終戦記念日)正午~(15分間)
戦争犠牲者の追悼と世界平和への祈りを込めて
『平和の鐘つき』を行います。
どなたでもご参加できます。正午までにお集まりください

■盂蘭盆大施餓鬼会法要
8月19日(金)9時~正午、当山にて

※施餓鬼塔婆のお申込みはご連絡ください。

お盆 その2 「お盆のこころ」


お盆のこころ

わが国の仏教では、お盆の行事の始まりを『盂蘭盆経』に由来するとしています。

これには「神通第一」と称された目連尊者が、亡き母が地獄に堕ち苦しんでいるのを見つけ、
母を救う方法をお釈迦さまに相談しました。
お釈迦さまは修行中の修行者がその修行のあける日にご馳走をささげなさいと、
教えました。目連尊者は教えの通りにしたことにより、母は救われたという逸話があります。

ここ京都府木津川市鹿背山では、
毎年お盆を迎える8月は何処のお家もご先祖様を迎える準備に追われます。
まず8月1日(最近では1日を中心とする前後の日曜日になりました)村中一斉に出て
墓掃除に始まり、7日の墓まいり、13・14日の棚経そして盆おどり、16日精霊流し、
19日の西念寺での盆施餓鬼会などと行事が続きます。

これらの行事はそれぞれのお家の先祖の精霊(オショライさんと呼んでいます)が
年に一度このお盆に帰ってきて、家族とともに過ごす時期として、
ご先祖を大切におまいりする古来よりの習慣と、仏教行事が一つになって、
長い年月のなかでつちかわれたご先祖さまを大切にする、
この地域の温かい生活習慣となっています。

鹿背山には昔からそれぞれのお家で、お舅さんからお嫁さんへ、
お嫁さんから次のお嫁さんへと、代々伝えられてきたお盆の行事や、
精霊(オショライさん)へのおもてなしなどがありました。

幸いにこれらに関する十年余り前の調査報告がありますので紹介します。

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盆の行事
8月1日 墓掃除(今、前後の日曜日)

8月7日 墓参り。大きな木のところでオッサン(住職)がおがんでくれる。
ウメタハカ(埋葬墓)でおがむ。

8月12日 木津の盆市がたつ。
蓮の実・槙・百日草・ホーズキ・ビシャコ・シキビ・菊の花・菓子・アサガラを購入する。

8月13日 小麦の藁でオショライさん迎えを用意し、家の外の川や道路の近くに、
砂を円く台状にしたところに、夕暮れ時になってこれに線香を立てる。
(オショライさんの拠り代となる)
夕飯を食べてから小豆(ササギのこともあり)のオカイサン(お粥のこと)をお供えする。
新仏のタナ(アラタナとも云う)の家はこの日にオッサンがまいる。

8月14日 ボタモチ。キナコを付けたもの。
オッサンが参る。
オチャトーをする。手がだるくなるまでオチャトーをしなければならない。
ナスビアエ・ドロイモ・ゴボウ・みそ汁。
夜食にソーメンを作る。
御飯を作って、ゼンコージさんに参る。弁当にする。

8月15日 朝、オカイサン・漬物
昼、カボチャ・オアゲ・ゼンマイ(炊いたもの)
晩、オカイサン。

8月16日 朝、オカイサン。
供え物を流すところへ流す(今は川が汚れるので木津町がまとめる)。
蓮の葉に桃・梨・ブドウ・薩摩芋・なすび・胡瓜・御餅・箸をつけて流す。
タイマツを持ってゆく。

資料:『関西文化学術研究都市開発地区緊急民俗調査報告書』に一部追補
(京都府立山城郷土資料館 平成2年発行)

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

興味深いのは13日から16日にかけてのオショライさんへのお接待です。

朝食にお粥を食べることはこの地の古くからの習慣でした。
炊き立ての白い御飯はご馳走ではありました。その他で生産される食材を使って
三度の食事の接待を、また送り出す16日には、桃・梨・ブドウ・サツマイモなど
この時期収穫できる品々をお土産にお供えするなど、帰ってきたオショライさんに
精一杯のおもてなしをしていたことが想像できます

「よくお盆のオショライさんに何をお供えしたらよいのかわかりません。」
と質問されることがあります。答えは、昔の献立を再現してお供えすることが
大切なのではなく、お迎えする側がオショライさんを思いやる心で接することこそが
大切ですよと、この報告書は教えてくれています。

(京都・鹿背山西念寺住職)
平成17年8月発行「ひかり」no.546号掲載原稿より



2011年8月6日土曜日

38年ぶりの同窓会

昨夜は、

36年ぶりの鹿背山分校の同級生と先生があつまり

同窓会がありました。


男4名、女4名の仲良し同窓会
普段でも顔を合わせることが
あるんですが、あらたまって
集まることは今回が初めて

ホント懐かしく新鮮でした!
また元気が出た!!

先生とみんなに感謝!!

Yomiっこ取材がありました。

先日、奈良を中心に情報発信をしている

元気になる月刊地域情報誌
「yomiっこ」9月号(8月下旬発行)
ぼうずじゅずつなぎというコーナーに
私が紹介されます。
http://www.ynl.co.jp/

編集長の朝廣佳子さんが
お寺に来られ取材されました

お寺で育ったことや、
地域のより処としてのお寺にするために

市民活動・ボランティアのセンターで
関わりを持って

鹿背山という地域を
自然豊かな地域を住民とその他の地域の方も
交流できるように「つなぐ」というキーワードで
お寺を生かせる事もできたらと考えてることを
お話しました。

2011年8月5日金曜日

お盆 その1

お盆には、ご先祖様が精霊さんと一緒に我々の住まいに
帰ってこられるのです。

そのお迎え準備として、
「きゅうり馬」と「なす牛」を用意します。












これはキュウリとナスビに、ひご(割り箸)を刺して、馬と牛に見立てたものです。

●キュウリは馬の例えで、お盆のときに、
少しでも早く迎えられるようにとの願いを表現しています。

●ナスは牛の例えで、お盆が終わって、のんびりとおみやげをたくさん積んでお帰りください。

という意味が込められているとも言われています。

蝉の孵化

今日は、子どもたちがお庭で

蝉が孵化している様子を写真におさめることができました。



半分ほど出てきました。

次は、



きれいな透き通った緑色

ここから羽根が伸び、色が茶色に進化し

アブラゼミに変化しました。



セミは、幼虫期は6~8年待って

孵化して、1週間ほど生きるそうだが

この1週間で、次への命をつなぐのですね

我々は人生80歳といわれるけれど

実はのんきな生き物だったりしてね。