2011年6月30日木曜日

沙羅双樹が満開です。

お寺の庭に咲く、沙羅双樹が満開です。

ナツツバキとも言いますね。

咲いたと思えば、ポトッと地面に落ちる儚い華ですが
青い苔の上に落ちた白い花の色彩が初夏を思わせます。

夏越の大払い&水無月食べました!

今日は、一年の半分です。

本来、旧暦の6月30日は、現在の7月下旬ですので、夏真っ盛りの時期で
暑い盛りですね。


京都では、水無月を食べて半年を乗り切ったことと
この暑い夏を乗り切ろうということで、「水無月」を食べます。


この水無月は、白いういろの上に、甘く炊いた小豆をのせたものです。
※上記写真の水無月は、伏見御香宮の門前にある「桃山餅」の水無月です。
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この白いういろは、氷室の氷をイメージしたもの。

上にのせた豆は、「魔を滅する」ための「豆=魔滅」という意味合いが
あります。

節分で豆を用いるのも同じ意味ですね。

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■■■私のおすすめは、

亀屋廣和(かめやひろかず)京都市中京区丸太町通烏丸東入ル

「黒糖製 元祖 みな月」がお気に入りです。

※季節のお菓子ですので、5月中ごろ~7月上旬しか製造していませんので
6月30日を前後でしか食べれないお菓子です。

2011年6月26日日曜日

鹿背山の虫送り

この鹿背山という地域には、水田に苗植えが終わる6月の第4土曜に、
地域住民が思い思いに松明(たいまつ)を製作し、その松明に火を灯し、
集落とその周りの水田の畔を練り歩き、その松明にあつまった虫たちを
川原へ連れて行き、焼納するという行事を行います。

今年は、6月25日(土)の夜、虫送りが開催されました。


19時頃  西念寺の薬師堂で祈願をし、そのお灯明をもらいます。


19時半  松明のデザインコンクール発表(鹿背山会館前)

 私の幼少期には、奈良・二月堂のお水取りに使われるような大きな松明を
 製作される方もおられました。今年は、御輿型の松明も参加されました。

 一番ポピュラーな松明は、青竹の先に灯油をしみ込ませたボロ布をつめていました。


20時頃  松明の行列スタート
 先頭をいく軽トラには、音頭を取る太鼓と鐘があり、その音頭をもとに
松明を持った住民が練り歩きます。また、列の間には、自主防災の
消防団員が松明からこぼれた火を消したり、パトロールを行っています。

youtubeに動画をアップしました。


21時頃  木津川河川敷到着
無事に到着!
おおきな穴を掘っていただきその穴に松明を掘り込みます。
そこに西念寺の住職がお参りを勤めます。



今秋の実りを得られますように、そして、大きな災害が来ないよう
この鹿背山地域住民の安穏をお祈りいたしました。

2011年6月24日金曜日

児島 下電ホテルにて


仏教会の研修会で岡山県児島にある下電ホテルに泊まりました。

各宗派の和尚さんと交流・懇親をし情報共有しました。

いい研修会になりました。


午前中のプログラムでは、瀬戸大橋の下を観光できる

遊覧船に乗船しました。



お天気もよく、傘がいらなかったのでよかったです。
自称“晴れ男”です。

2011年6月21日火曜日

これは本堂前にある山号額です。

右から読みます「鹿山(ろくざん)」と読みます。

現住職が字を書き、宮大工の方が彫り、山号額となりました。

この地は、奈良三笠山から近く、昔 鹿が多く生息していたそうです。

今も、野生動物(猪、鹿、大鷹、狸、猪、猿・・・)と見かけることが
ありますが、それは自然が豊富ということだけでなく、
周りの宅地開発が進み、学研都市構想で山々が無くなり、居場所が無くなった
野生動物の住処となっていることも否めません。

近くは、源氏ホタルが住む清流があります。今がちょうど見ごろです。

2011年6月20日月曜日

「和気致祥」~スマイルで行きましょう!

はじめまして、このブログを管理する鹿山(ろくざん)といいます。

このブログのタイトル「和気致祥」は、
中国語の四字熟語で『なごやかな雰囲気が幸せをもたらす』意としています。

日々日常から、陰陽がバランスのとれた状態なら自然に幸せを呼び込んで
自分が豊かに、そして社会がもっと暮らしやすくなっていくでしょう。

そんな想いをひとりでも多くの人と共有できればとおもいます。

“あなたのそのスマイルが、
   私をリラックスしてくれます
       スマイルで行きましょう!”