2015年10月21日水曜日

漢字「寺」のなりたち

漢字「寺」のなりたち

こんにちわ。

「寺」と言う字が入っている漢字は、「持」「時」「待」「詩」など
たくさんあります。

では、寺という漢字は、「土」に「寸」と書きますね。
古代文字では「之(し)」と「寸」が合わさっています。

「之」は「止」と同じ形で「足」のことで、
「寸」は「手」の意味です。

このうち「之」のほうは「寺」の字の音に関係した部分で、
字としての意味については「寸」(手)のほうにあります。

「寺」は「手」で持つ意味の文字で、
「持」の元の字でした。
その「寺」に、さらに「てへん」を加えて「もつ」意味の「持」の文字ができました。

このように「寺」が手で持つことの元の字でしたから、
「寺」をふくむ文字には「持続する」意味があります。

「時」は時間が持続すること。
「待」は時をかけて持続的に「まつ」という状態のことです。

日本語では「さむらい」の意味に使う「侍(じ)」は
尊い人の近くに仕え「はべる」ことです。
そういう状態が持続している人で「侍者」「侍女」などの用法があります。

これらの「寺」の持つ意味をふまえると、
「じっと動かずまつ」「じっとしている」さまを表わします。

仏教の教えは「不動の教え」でもありますから、
仏様の居ますところを「お寺」と書くようになったのでしょう。

(りゅうかん)

2015年4月27日月曜日

子どもの花まつり &さんすうパズル「瀧セージ博士」

【花まつりのお知らせ】
来る4月29日(祝) 西念寺本堂において
※鹿背山会館(元鹿背山分校)校庭に10時集合してください。


「子どもの花まつり」を催します。

今回は、「さんすうパズル」と題して、算数を楽しく解きあかしていただけるさんすう博士の瀧セージ先生をお迎えしゲーム感覚でおこないます。

また、数式を見ると、じんましんが出る方。「もし生まれ変われるなら、算数や数学が好きな人間になりたい。」とひそかに思っている方は、大人も参加可能です。

●岩倉英数研究所HP
https://sites.google.com/site/eigosuugaku/home


当日は、白象引き、灌仏会(かんぶつえ)、朗読会などをおこないます。鐘つきもできますよ。

【参加費:一般500円/西念寺檀家様は無料】
当日参加のみなさまには、甘茶の接待や、お子さま方にはおみやげもあります。

詳細については、メッセージにてお問合わせお申込みください。
【宗教・宗派を問わず、どなたでもご参加できます。】

【アクセス】
駐車場はございません。「きのつバス」や自転車等でお越しください。
・「きのつバス」に鹿背山行きがあります。時刻表は、こちらをご覧ください。
時刻表(PDF)http://www.city.kizugawa.lg.jp/index.cfm/6,7366,c,html/7366/20120313-183253.pdf


【申し込み方法】

下記、電話もしくはE-Mailでお申し込みください。

【お問合せ・お申込み】
〒619-0211 京都府木津川市鹿背山鹿曲田65
TEL:080-5707-6100(たなべ)
e-mail:bowwzoo@gmail.com
ブログ:http://rokuzan.blogspot.jp/

2015年2月4日水曜日

朝の法話会(@総本山光明寺)へ出座します。

いつも私の他愛無い投稿にお付き合いいただきありがとうございます。
この度、中部布教師研修所主催の『朝の法話会』に下記の通り、出座いたします。


今月のお題は、『涅槃(ねはん)』です。
『涅槃』とは、お釈迦さまがお亡くなりになられたことです。

この意味には、さとり(証・悟・覚)」と同じ意味を表し、
サンスクリット語は、“ニルヴァーナ(nirvāṇa)”と読み、
『煩悩の火を吹き消した状態』を意味します。

まじめに御題に沿ってお話したいと思います。
形苦しい話ではありません。(私がお話するのですから)
寒い冬、朝も早いですが、ぜひ、ご参加ください。
                        田辺 隆衎(たなべ りゅうかん)

お知らせ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【朝の法話会】

日時:平成27年2月7日(土) 午前7時半~(90分程度)
場所:総本山光明寺 信徒会館(京都府長岡京市粟生西条ノ内)

参加費:無料(予約入りません。当日お越しください。)

御題:『涅 槃(ねはん)』

講師:正法寺副住職 佐藤 誠真 師
    西念寺副住職 田邊 隆衎 師

関係HP:http://www.komyo-ji.or.jp/infomation/2015/01/05/2093/

2015年1月25日日曜日

御霊供膳(おりょうぐぜん)は、どのようにすればいいの?

【御霊供膳(おりょうぐぜん)とは】

仏様や亡くなられた方々にお供えするお膳のことです。
お葬式、法事、お彼岸、お盆の際に仏前にお供えします。



【御霊供膳の品目】

お霊供膳は五つの器で構成されています。
料理はご飯と肉や魚、五辛(ねぎ・にら・にんにく・らっきょう・あさつき)を避けた、
一汁三菜の精進料理をお供えします。

「五」という数字は、
五味(甘い・辛い・塩辛い・酸っぱい・苦い)
五法(生食・焼く・煮る・揚げる・蒸す)
五色(赤・青・黄・黒・白)を表します。

この決まりのもとで調理すると言う意味です。
といっても、この通りにするのはかなり大変ですよね。
ですから、その季節の旬の物を色々な調理法で
料理してお供えいただければ結構です。

【御霊供膳の並べ方】

御霊具膳の並べ方お霊供膳は、
二膳(仏様用・ご先祖様用)お供えするのが正式とされていますが、
ご家庭でされる分には簡易的に一膳でも結構です。

下の説明どおりに配置し、お椀のフタを取った状態で
仏様の方へ向けて(箸が仏様側になるように)お供えします。
また、御霊供膳は、お椀のふたを取ってから仏様の方へ向けてお供え致します。


【御霊供膳の例】

「飯碗」 白飯を山盛りにします。沢山召し上がってくださいという気持ちの表れです。
「汁椀」 お味噌汁、お吸い物(※昆布や椎茸で出汁をとります。)
「高杯」 漬物
「平椀」 お煮しめ(高野豆腐、厚揚げの炊いた物、里芋、椎茸の煮付け。)
「壷椀」 和え物(ほうれん草の白和え、胡麻和えなど季節に応じた物や煮豆など)
「箸」仏様のほうに置きます。





【まとめ】

お迎えした仏様と我々が同じ物を食べることで、
よりいっそう供養の心が通じ合う事から、
本来御霊供膳とふるまい膳は同じ内容のものが好ましいとされます。

図は並べ方や、具材・調理などの一例です。
宗派や地域により異なる場合がありますので、
菩提寺の和尚さんや、地域の方にご相談するとよいでしょう。 


2015年1月21日水曜日

ネイチャーファミリーかせ山 【如月編】開催予告

ネイチャーファミリーかせ山


鹿背山で遊ぶ!~お寺でまったり・如月編~
自然いっぱいの里山でおもいっきり五感を使って一日楽しみましょう!

今回は、第3回SATOYAMA市民フォーラムスペシャル!

小枝を使った色エンピツ型キーホルダーのクラフトをおこないます。

 


今回は、お寺でゆっくりお茶を飲んだり、
お坊さんとお話したり、いつもの山作業したり、
クラフトしたりと、ゆっくりと時間をおすごしください。

■日時:2015年 2月14日(土)、15日(日)両日とも11:00 ~ 15:00

■場所:鹿背山西念寺及び鹿背山城址周辺地域
  (木津川市鹿背山鹿曲田65 西念寺境内)

【プログラム】
プログラムは決めていません。
参加される方がどう楽しむかは∞(無限大)です。
自己責任の範囲で一緒に楽しみましょう。

例として、山作業、エコクラフト(竹や木を使って、楽器やお箸など)、
自然観察 etcが出来ます。
簡単なのこぎりや鎌は用意しています。
小刀やカッターナイフ等は各自でご用意ください。


■クラフト参加費
一般:大人・子ども 500円/一人
※鹿背山地区にお住まいの方は無料です。

■“TERA”cafeも同日開催です。

 お団子とお茶付き・・・500円(限定50人/両日)


【アクセス】専用駐車場はございません。
 ※一般交通機関をご利用ください。
 ※きのつバスJR木津駅 10時17分乗車、
   鹿背山下車、徒歩10分程度
 ※JR木津駅 徒歩25分程度

主催:ネイチャーファミリー・かせ山
【お問合せ】
〒619-0211 京都府木津川市鹿背山鹿曲田65
TEL:080-5707-6100(たなべ)
e-mail:bowwzoo@gmail.com
ブログ:http://rokuzan.blogspot.jp/

【関連ページ&チラシ】
木津川市第3回SATOYAMA市民フォーラム
http://www.city.kizugawa.lg.jp/index.cfm/6,16810,88,html



2015年1月1日木曜日

平成27年 謹賀新年

平成27年 謹賀新年

平成27年(2015年)未巳年
あけましておめでとうございます
   新年もよろしくお願いいたします
 

 
今年、ご先祖様が何回忌にあたるかが一目でわかる表です。
法事は亡くなられた身内の方をしのびつつ、
それをご縁に自分が仏教に出会う大切な機会です。
ご家族・ご親族とともに佛法にふれる機会として
年忌法要をお勤めください。
 
【平成27年度 年回表】
一周忌・・・平成26年(2014年)
3回忌・・・平成25年(2013年)
7回忌・・・平成21年(2009年)
13回忌・・・平成15年(2003年)
17回忌・・・平成11年(1999年)
23回忌・・・平成5年(1993年)
27回忌・・・平成元年(1989年)
33回忌・・・昭和58年(1983年)
37回忌・・・昭和54年(1979年)
43回忌・・・昭和48年(1973年)
47回忌・・・昭和44年(1969年)
50回忌・・・昭和41年(1966年)
100回忌・・・大正5年(1916年)



鹿背山薬師縁日法要と隆衎(りゅうかん)さんとお話する会

毎月8日は、境内にあります鹿背山薬師如来の縁日法要を
朝10時~11時にお勤めいたしますので、「お薬師さん」と
ご縁を結びにお参りくださいませ。


※下記の年忌表を印刷してお使いください。