2012年2月15日水曜日

涅槃会(ねはんえ) 2月15日


お釈迦さまの亡くなった日が2月15日です。
仏教寺院では毎年この日お釈迦さまの入滅を記念しての法要が厳粛に
修行されます。


この法要を涅槃会といいます。


降誕会(お生まれになった日)、成道会(覚りをひらかれた日)、そして
この涅槃会を三仏忌(さんぶっき)といいます。


この日は、お釈迦さまが、クシナガラ城に近いバッティ河のほとリで、
お亡くなリになられた日です。お寺では、お釈迦さまが涅槃に入られた
あリさまを描いた大きな掛軸をかけ、報恩の法要を行います。


 お釈迦さまは2本のサーラ樹の間に用意された床で、頭を北に、顔を
西に向け、右手を枕にされて寝ておられます。そのときサーラ樹には白
い花が咲き、次々と白い花びらが降ったといわれます。


 多くの弟子、王族、老若男女(ろうにゃくなんにょ)、鳥獣さえ集ま
リ嘆き悲しんでいます。お釈迦さまは、最後の説法をされ
―肉体は滅びても法は滅びない、法を見るもの仏をみる―
との根本真理、それにお弟子たちが仏道を修めるために守るべき戒法
(かいほう)を、説き示されました。


お釈迦様が亡くなられた今でも、お釈迦様の説かれた法を引き継ぎ、
護っていくことがとても大事なことです。
毎日を大切に、時間を無駄なく生きていきましょう。         合掌


■涅槃会法要
2月15日 午後6時から
本堂に涅槃図を掛けて法要をいたします。

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